知人などにぼーっとしてる人なのに頭いいな!って思ったことがあるという方も多いと思います。
これ結構なんでなんだろうなって思う方も多いと思います。
ここでこのぼーっとしてる人なのに頭いいのはなぜなのか、何か理由があるのかいろいろ調べてみたいと思います。
ぼーっとしてる人は頭いい?その理由は?
ではぼーっとしてる人なのに頭いいのはなぜかについていろいろな角度から見ていきたいと思います。
まずはこういったことが考えられます。
■脳を働かせている最中・集中している
■知っていること・つまらない話だから聞いてない
ぼーっとすることの重要性を知っている
まずはぼーっとすることの重要性を知っている可能性があります。
ぼーっとしているということは何も考えていなくて、ただポカンとしているだけのように思っている方も多いかもしれません。
ぼーっとしているというのは頭のいい人とは逆のイメージがある方も多いと思います。
実はそうではなくて最近の脳科学の研究でぼーっとしているときの脳は活動している脳と比べて何倍ものエネルギーを使っているということなんです。
これはワシントン大学のM・E・レイクル教授の「デフォルト・モード・ネットワーク」という理論でぼーっとしているときに活動を示す脳の領域(ネットワーク)の1つで、
このぼーっとしているときの脳は車のアイドリングのようなもので、これから頭を使うための準備をしているところということなんです。
これによりこれからの勉強や仕事の効率が上がる可能性があるということのようです。
これを知っていてやっているのか、知らずと自然にやっているのかはわかりませんがそういったことのようです。
脳を働かせている最中
ちょうど集中していろいろな考えて脳を働かせている最中かもしれません。
私の知人でも頭のいい人と会話しているときに質問をしてちょっと考えて答えを出すような会話になったとき、少し置いて話しかけても全然返答がなく「ごめん!ちょっと考えてた!」と言われることが結構あったように思います。
結構周りの声が入ってこない状態で、自分で集中して考えていることが多いイメージもあるので、それがはたから見たらぼーっとしているように見えることもあのかもしれません。
知っていること・つまらない話だから聞いてない
まず頭がいいの定義ですが、これは「勉強ができる」という意味に絞ってみたいと思います。
いつも授業中ぼーっとしているのにテストの点がいい人っていますよね。
これは単純に授業の内容についてもう理解していることだからとか、つまらない話だから聞いていないだけかもしれません。
あと頭のいい人で休み時間とかにぼーっとしている人がいたら上に書いたデフォルト・モード・ネットワークという理論から、もしかしたらこれからの授業に備えてアイドリング中なのかもしれませんね。
ぼーっとしてる人だから頭がいいとは限らない
当然ですが、ぼーっとしてる人だからと言って頭がいいとは限りません。
頭が悪い人だっています。
ぼーっとしていなくても頭のいい人なんて沢山います。
そもそも頭がいいの定義が難しいですが、結局は遺伝や環境なども関係してくるということです。
脳科学的には頭の良さは遺伝が45%とか50%で環境が50%ほどと言われています。
ただ、遺伝は関係ない環境だという意見もあります。
実際遺伝が関係していると思うことは私の身近でも多々感じるところではありますね。
どちらにしても単純にぼーっとしているのは性格であって、生まれつき頭がよく良い環境で育ってきたということの方が頭が良いのかどうかに関係しているようにも思います。
ぼーっとしているときの重要性を知っているのか、それがいいと無意識レベルでわかっていて自然とやっているということも考えられるかもしれませんけどね。
まとめ
ぼーっとしてる人は頭いいのかは確実な根拠はないですが、ぼーっとしてるのが単純に性格なのか、自然にそうすることが脳には良いと思ってやっているのかでも変わってきそうですね。
頭がいいかは遺伝や環境も関係してきますし、はっきりとはわかりませんが、脳科学的な研究ではぼーっとしてることが脳を休ませているとかではなさそうですね。