妊娠しても安定期まで言わない人が多いです。
「妊娠したらすぐに報告したらいいのに」
「なぜ隠すの?」
と思っている人も多いと思います。
ではなぜ妊娠しても安定期まで言わない人が多いのか紹介していきたいと思います。
妊娠しても安定期まで言わない理由
早速妊娠しても安定期まで言わない理由を紹介していきたいと思います。
安定期が母子ともに安定してくる時期だから
まず安定期とは
医学用語ではないのですが、妊娠初期に比べて母胎の状態が安定(初期流産のリスクが減り、つわりが治まり始める)ということで安定期と言われています。
やはり、一番の理由は流産の可能性というところがあるかと思います。
流産の確率に関してですが、
流産がみられる時期は、全体の約70%以上が超音波検査で胎児心拍が確認できる前の妊娠初期(妊娠6~7週未満)で、その頻度は妊娠週数が進むにつれて減少します。
引用:流産について SIDS家族の会
ということで
やはり妊娠初期は流産の可能性が高いようです。
そして、徐々に流産の確率が減っていくということなんです。
妊娠初期はお腹も大きくありませんし言わなければわかりません。
もし妊娠初期に妊娠したと報告して何かあったら逆に心配をかけてしまうというところが大きいのではないでしょうか。
無駄に気を遣わせたくないから
上の内容にも関係してくるのですが、やはり気を遣わせたくないということもあるかと思います。
妊娠して報告したら周りもとても気を遣います。
たまに友達とご飯を食べに行ったり、ほとんど会わない友達ならあえて報告して気を遣わせたくないという方も多いのではないでしょうか。
これが友人などとお酒を飲むとか激しい運動をするという状況になるのであれば、お酒は控えた方がよいですし、激しい運動も控えた方が良い可能性もあるので安定期に入る前に報告することもあるかと思います。
お腹が大きくなると言わなくても自然と気づかれますから結果、妊娠の報告をするかと思います。
妊娠報告するのが申し訳ない
おそらく知人、友人などもちょうど妊娠出産の時期を迎えている方も多いかと思います。
結婚してこれから子供をと考えている夫婦も多いのではないでしょうか。
ですが、なかなか子供に恵まれない夫婦もあります。
「友達の妊娠報告がショック」
「友達の妊娠報告がうざい」
という声も結構ありました。
不妊治療などをしている家庭では他の人の妊娠報告なんて聞きたくない!という人も結構いるようです。
友達にそういった夫婦がいたらなかなか報告するのに躊躇したりタイミングを考える方も多いかと思います。
嬉しそうに妊娠初期に報告するのも申し訳ないし、それなら安定期に入ってお腹も大きくなってきて、言わなくてもどうせ気づかれるから、その前にそろそろ報告しようかなという良いタイミングになるのかもしれません。
妊娠報告の時期は相手によって変わる
まず
「妊娠しても安定期まで言わない」
というのは相手によって変わります。
ここで
たまひよの「妊娠の報告~両親、職場、友人~ それぞれの報告タイミングはいつだった?」のアンケートでも
友人や職場の同僚に関しては5ヵ月から6ヵ月という答えが多く、自分の両親や祖父母には2ヵ月など比較的早く報告している方が多かったです。
どうやら「妊娠しても安定期まで言わない」というのは基本的に友達などに関しての話の場合がほとんどのようです。
友達などの関係性や気を遣わせたくないというところが大きいようです。
まとめ
妊娠しても安定期まで言わないのはなぜというところで
ポイントとしては
・基本的に安定期まで言わないのは友達や会社の同僚の話
・家族親族にはもっと早く報告する場合が多い
・安定期まで言わないのは胎児が安定する時期だから
・友達などに気を遣わせたくないから
といったところになるかなと思います。
妊娠経験のない方はなぜだろう?と思う方も多いかと思います。
妊娠してみて気づくことも結構あると思います。
逆に妊娠報告が早い人もいます。
そういった人がどういった理由なのかこちらで紹介しています。
妊娠報告が早すぎる人ってどういう理由なのか?そこにはいろんな訳がある!