絵が下手なのに上手いと思ってる人って結構いるんですよね。
これは絵だけに限らず、例えば歌が下手なのにうまいと思っているとか、勘違いしてるということはよくあるものです。
それが自分で後から気づかされて恥ずかしいとか
自分の絵がうまいと思っている人のことをはたから見て腹が立つとか
って思ったりする人もいるようですね。
ではどういった人が絵が下手なのに上手いと思ってる人なのか特徴を見てみたいと思います。
絵が下手なのに上手いと思ってる人の特徴
絵が下手なのに上手いと思ってる人にはいろいろあると思いますので考えられる特徴を見ていきたいと思います。
根拠のない自信がある
自分に根拠のない自信がある人はどんなことに関しては「自分はできる人」と思い込んでいる傾向にあります。
絵に関しても「自分は絵がうまいに決まっている」と思っています。
また、自分に自信があるので他の人の意見を聞かない傾向にあります。
「あなたは絵が下手ですよ」と言われても
「そんなはずはない!自分は絵がうまいに決まっている」
となり納得しなかったりします。
自信を持つことは大事ですが、自信過剰になると周りの評価が正しく見えない可能性があります。
基準値が違う
まずは絵のうまい下手って具体的な答えがないので基準値というものがありません。
テストの点数のように数値化できればわかりやすいのですが、そういったものがないのでアバウトです。
例えば子供のころから周りに私より絵がうまい人がいなかったし、絵がうまいと言われて育ってきた人は自分は絵がうまいと思っているでしょうけど、
美術学校に通っていてすごい絵がうまい人たちを見てきた人は本当は世間一般ではかなり絵がうまいはずなのに私は下手と思っている人もいるかと思います。
要は絵のうまい下手の基準値が違うということです。
具体的な基準値は出せないにしても
・誰と比べてうまいのか、
・何をもってうまいと言っているのか
というのがポイントですね。
もし絵が下手なのにうまいと思っている人と絵の話になった際は何をもって絵がうまいと思っているの?という感じで基準値をどのあたりに置いているのがきいてみて探り出してみると良いのではないでしょうか。
絵がうまいの定義が違う
そもそも絵がうまいとはどういう絵のことなのでしょうか。
と言われるとちょっと困ってしまうところがあると思います。
・バランスが良い
・線がキレイ・色使いがうまい
おそらく一般的に絵がうまいというのは風景画で本当に整っていて写真みたいな絵を描いていると「写真みたいで絵がうまいね~」って思う感想を持つ方が多いと思います。
でも整っていなくてもうまいな~と思ってしまうこともあるかと思います。
これを文字で例えて考える方がわかりやすいかもしれません。
字がうまい人のことを【達筆】と言いますが、実際に達筆と言われている先生方の字を見ても「何を書いてるかわからないけど何かうまい」と思ったりする文字があったり、
逆に「これが達筆?」と思うこともあったりとすると思います。
例えばこれって普通にうまいな~って思ったりする人も多いと思います。
これをうまいな~と思う方も結構いるかと思いますがそうでない方もいるかもしれません。
こういったレベルの話ではないにしても絵に関しても絵がうまいの定義が具体的にわからないのでもうこれは何とも言えない部分がありますね。
もし絵が下手なのにうまいと思っている人と絵の話になった際はいくつか違う絵を見せてみて
「この絵はうまいと思う?」
「じゃあこの絵は?」
といった感じでどういった絵のことをうまいと思っているのか把握してみると良いかもしれません。
絵の部分的(良い部分だけ)なところだけを見てうまいと考える
テレビのバラエティ番組でアメトークの企画で絵心ない芸人という企画がありますが、そこでもよく絵心ない芸人さんが言っていることなのですが、部分的な良い部分だけにフォーカスする傾向にあるように思います。
極端に言うと「動物の〇〇の部分がうまく書けてるからうまいでしょ」といった感じです。
テレビは面白くするために言っている部分もあるとは思いますが、他の絵に関する番組でもそうなのですが、一般的に下手と言われている人で絵がうまいとは言えないにしても下手ではないと思っている人は部分的な〇〇の部分はうまいからそこまで下手ではないと思っていたりするように思います。
うすうすは下手だと感じているけど、負けず嫌いなどで認めたくない
友達同士でよくあるかもしれませんが、お互い絵を描いてどっちがうまいという話になったとき、実は相手の方がうまいけど、認めたくないから自分の方がうまいという人もいるかと思います。
また、冗談で言っている人もいるかと思います。
これは上の絵の部分的(良い部分だけ)なところだけを見てうまいと考える人にも多いかもしれませんが、何か相手に勝っている部分を見つけ出そうとしてここの部分は自分の方がうまいとかって話になったりすることもあるかと思います。
お互い負けたくないのでどっちがうまい論争に発展してしまうというところでしょうか。
絵が下手なのに上手いと思ってる人に下手とわからせる方法
絵が下手なのに上手いと言っている人にどうにかして下手とわからせたいという方もいるかと思います。
そういった人に下手とわからせるには
■細かく分析する
■多くの人から評価を聞く
などが良いと思います。
細かく分析する
まずは絵が下手な人とうまい人に同じ絵を描いてもらいます。
そこでどちらがうまいのかを判断してもらいます。
絵が下手なのにうまいと思っている人はおそらく自分の描いた絵をうまいと答えると思います。
そこでどういったところがうまく勝っているのかを聞いていきます。
おそらく部分的なところや何か良い部分を探して勝っているなどというかもしれません。
いろいろな部分を比較しながら分析していくとおそらく絵がうまい人の方が勝っている部分が多いかと思います。
そうやっていくと自分は絵が下手なのかもと気づいて行く可能性があります。
ただ、そもそも【絵がうまいの定義が違う】人だと何を言っても駄目だったりするので【多くの人から評価を聞く】という判断になるかと思います。
多くの人から評価を聞く
知人友人などに聞いてみるのも良いですし、今はSNSもあるのでどちらの絵がうまいですかなどと聞いてみても良いかもしれません。
ただ、さらに厄介な人は「多くの人から評価されたほうがうまいとは限らない」と言ってくる可能性もありますが、これを本気で言っているならもう何を言っても無駄かもしれませんね。
何を言っても納得しない人なので、自分の絵が下手とわからせることはできないのであきらめるしかないかもしれません。
まとめ
絵が下手なのに上手いと思ってる人ってとても多いと思います。
でもこれは仕方ないですよね。
絵がうまいという定義や基準が人それぞれ違いますし、具体的な数値では測れませんからね。
そして、絵のうまいに関しての定義や基準が違う人同士が話すと、絵がうまい下手論争が巻き起こったりするんですよね。
・何をもって絵がうまいのか
・どういった絵がうまいと認識しているのか
などもっと具体的に見ていかないとわからないところではあるかもしれませんね
話してみたところで分からないことでもあったりするかもしれませんけどね。
ということで絵が下手なのに上手いと思ってる人ってどんな人?でした。