2021年ペルーでは大統領選が行われます。
ここで注目されているのが元フジモリ大統領の長女ケイコ氏が出馬していて支持率調査では2位につけていてペルー大統領に当選するかもという状況になっています。
Los candidatos no podemos poner en riesgo la vida de la gente por ganar votos. Es por eso que hoy presento mis nuevos protocolos de campaña.
(VIDEO) pic.twitter.com/4GJG7QTXzk— Keiko Fujimori (@KeikoFujimori) January 10, 2021
元フジモリ大統領(アルベルト・フジモリ)といえば両親が日本人で日系二世になり、長女ケイコ氏は日系三世ということになります。
元フジモリ大統領と言えば日系二世ということもあり、日本でもいろいろニュースで取り上げられることが多かったですね。
そして、ケイコフジモリ氏も大統領となれば注目されることでしょう。
ということでケイコフジモリ氏の経歴などを見てみたいと思います。
ケイコフジモリの経歴
ケイコフジモリ氏の主な経歴を見ていきたいと思います。
2006年 | ペルーの総選挙に出馬 60万票あまりの最多票を得て国会議員に当選 |
2008年1月13日 | 新しい政党「フエルザ2011」の創設を発表 |
2010年3月 | フエルサ2011立ち上げ |
2010年12月 | ペルー大統領選に立候補を発表 |
2011年4月10日 | 大統領選挙が行われ340万票で有効票総数の23.5%を獲得し2位 |
2011年6月5日 | 1位のオジャンタ・ウマラ氏と決戦投票の結果、ウマラ氏が51.45%、ケイコ氏が48.55%のわずかな差で敗北 |
2015年12月4日 | ペルー大統領選立候補を発表 |
2016年4月10日 | 第1回投票では610万票で有効票総数の39.86%を獲得し2位のペドロ・パブロ・クチンスキに2倍近い差をつけ1位 |
2016年6月5日 | 第2回投票ではケイコ・フジモリ8,555,880票、ペドロ・パブロ・クチンスキ8,596,937票というわずかな差で敗北しペルー大統領を逃す |
2021年 | 党の内部選挙に正式に勝利し、2021年に次の選挙のための大統領選挙運動を開始 |
ケイコフジモリ氏は過去2度のペルー大統領選に立候補し、2度とも決選投票までいきましたけど、惜しくも敗れています。
そして、今回2021年のペルー大統領選にも立候補しています。
本当に僅差の敗戦が続いているので今回こそはという感じでしょうね。
父の元ペルー大統領アルベルト・フジモリ氏が禁錮25年の刑が確定し収監されているのですが、ケイコフジモリ氏が大統領になれば恩赦もというところもありますし今回こそはという気持ちもあるかと思います。
ただ、ケイコフジモリ氏自身も2018年10月にはオデブレヒト社のスキャンダルとマネーロンダリングの疑惑で警察に拘束され、36ヶ月の予防勾留を命じられました。
そして、2018年11月女性刑務所移送され、2019年11月29日に憲法裁判所の命令により釈放、2020年1月28日には再び15カ月間の予防勾留を命じられ刑務所へ、その後5月5日に保釈。
というようにいろいろありながらの大統領選挙ということなんです。
ケイコフジモリの家族(父親・結婚)
ケイコフジモリ氏の父親と言えば元ペルー大統領のアルベルト・フジモリ氏です。
母:スサーナ・シズコ・ヒグチ・ミヤガワ
兄妹:ヒロ・アルベルト|サチ・マルセラ|ケンジ・ヘラルド
スサーナ・シズコ・ヒグチ・ミヤガワはアルベルト・フジモリ氏の前妻で二人の間に生まれたのがケイコフジモリ氏です。
ちなみにアルベルト・フジモリ氏とスサーナ・ヒグチ氏は1994年に離婚してます。
兄妹のケンジ・ヘラルド氏なども政治家になっていて政治家一家といっても良いと思います。
ケイコフジモリ氏はマーク・ビラネッラ(Mark Vito Villanella)氏と2004年7月13日に結婚し二人の娘さんがいます。
まとめ
元フジモリ大統領(アルベルト・フジモリ)の長女ケイコフジモリ氏が2021年にもペルー大統領選に立候補しています。
2011年、2016年と惜しくも大統領になれなかったので今回こそは3度目の正直という感じでしょうか。
アルベルト・フジモリ氏が日系二世で日本ともつながりが深く、大統領時代に禁錮25年の刑が確定し収監されたということなどよく報道されていましたね。
ケイコフジモリ氏が大統領になればアルベルト・フジモリ氏恩赦という報道もあり、またこの話が取り上げられることになるかと思います。
ということでケイコフジモリの経歴・家族|ペルー大統領になれるのかについてでした。