デスクトップで使うキーボード、会社で使っていたらコーヒーをこぼしてキーが反応しないとか、お茶をこぼして慌てて拭いたけど変な文字になる、とか。
ヘルプデスクやシステム部へ駆け込んでいらっしゃる方、いませんか?
以前ヘルプデスクをしていた私は、分解して拭いていました(液体の種類や経過時間、こぼし方にもよりますが、意外となおります)。
今回はお掃除をする目的で、キーボードを水洗いしてみます!
キーボードって水洗いできるの?
最近では高性能な「水洗い可能キーボード」があるってご存知ですか?
なんと水を排出する穴までついている!欲しい!
こういうのがあったら、私なら喜んでコーヒーこぼしちゃいます。
でも、一般的にキーボードは水洗いしない方がいいです。
むしろ、溶剤や研磨剤は使わないで下さいとの注意書きがありますね。
ですが、キーボードのキーとふたの部分は洗えると思いませんか?
キーやふたを外して、お掃除をするために洗ってみましょう。
キーボードを確かめてみよう
キーも洗いたい方は、ドライバーなど硬いものに布をまいて1つキーをそっと外して裏のツメの部分を確かめて下さい。
ツメが1つの場合は欠けやすいので、洗うのはやめた方がいいです。
あきらめて掃除機で吸ったり柔らかい布にクリーナーをつけて拭きましょう。
エアーダスターも便利ですよ。
適当に外していた筆者は写真のようにツメが外れてしましました。
ネジを外してふたを開く
キーボードの写真をまず撮りましょう。
洗った後キーをはめる時に使います。
次に裏返しにしてネジを全て外します。
外したらふたと台座の隙間に布を巻いたドライバーなどを挟みこみ、少しづつ開いていきます。
でも、開かない。どうしても開かないっていうときは、隠れて見えないネジか他のもので固定されているので、開くのはあきらめましょう。
▲ツメが1つのキーボード。
開くのも硬かったのであきらめました。
▲キーのツメが2つあるキーボードの方は、シールの下にネジがありました。
▲ふたを開けると中はこんな感じです。
メンブレン式と呼ばれるものです。
▲スペースキーのようなキーは、金具の部分を外して洗います。
金具を外すときは、力の加減に気を付けて外して下さい。
キーを全て外したらいよいよ洗います。
ふたの部分とゴムシートは水洗い、キーには洗剤(筆者は手洗い洗剤)を少し入れて洗いました。
▲ふた
▲ゴムシート
▲キー
思いっきり汚れていたので、キーとか気持ちよさそうですね。
水洗いで取れなかった汚れは、綿棒などでこすります。
その後筆者は1日ほったらかして乾かしました。
乾いたら、キーを元の位置にはめていきます。パズルみたいですね。
最後にふたの部分と台座を合わせて裏返し、ネジを閉めて終わりです。
動作確認も忘れずに行いましょう。
筆者は、ゴムシートがあるメンブレン式のキーボードしか掃除をしたことがないのですが、他の種類のキーボード(静電容量無接点方式とMXスイッチと呼ばれる高価なもの)も掃除したい、というか中を見てみたいですね。
掃除が終わったら、色々な色のキーを購入してみるのはどうでしょう?
カラフルなキーを購入して、オリジナルの可愛いらしいキーボードも作ってみたいですね!
キーボードの水洗いは基本しない方が良いかもしれませんが、どうしてもしたいという方は自己責任で行ってください。
あとはキーボードの型によって解体できないものなどもありますのでしっかりご自身でチェックしてみてください。