免許の更新をした経験がある方なら、一度は 「免許証の写真がひどい」と思ったことはありませんか?
私自身、これまで何度も更新をしてきましたが、満足のいく写真が撮れた試しがありません。
それなのに、免許証は身分証明書として提示する機会が多いですよね。その度に「じっくり見ないで!」と心が叫んでいます。
免許証は、取得したら3年から5年は使用しなければなりません。
そこで今回は「免許証の写真がひどい」と悩む人の為に、写真がひどくなる原因と対処法を紹介します。
なぜ免許証の写真がひどくなるの?
なぜ、免許証の写真がひどくなるのでしょうか?考えられる原因は下記の3つです。
ゆっくり整える時間がない
講習を終えるとすぐに、写真の撮影が始まります。近くに鏡はありますが、周りの人の目が気になってゆっくり整えることができません。
さらに今は、コロナ渦でマスクをしているので、女性は化粧崩れが気になりますが直す時間がありません。
自分の顔を確認できない
人それぞれ顔の左右のバランス、座高が違います。普段自撮りする時や、証明写真機で撮る時は、自分の顔を確認して、角度や位置を調整することができます。でも免許更新の撮影の時は調整することができません。実際、今の私の免許証は、レンズの位置が高かったのか、あごが上がった写真になっています。
撮影する方も写真写りを気にしていない
免許更新の写真は、結婚式の写真などとは違い、きれいに撮ることが目的ではありません。また、写真を撮る方もプロのカメラマンではないので、アドバイスをしてくれるということもありません。
緊張して顔が強張る
免許更新の写真撮影は、次の人が待機している中で行われます。これは私だけかもしれませんが、撮影中は次の人に見られている気がして緊張してしまいます。
うまく免許証の写真を撮れるコツはあるの?
うまく撮れるように意識した方がいいことは次の3つです。
表情(特に口元)を和らげる
写真写りが悪くなる原因に表情の固さがあります。緊張していたら、なおさら強張りますよね。「また写真写りが悪かったらどうしよう」とかネガティブな事は考えず、楽しい事、好きな事を考えるようにしましょう。そうすると自然に表情がほぐれてくると思います。
姿勢をよくする
姿勢が悪いと老けてみえます。私自身、ひどい猫背です。撮影するときはお腹に力を入れて背筋を伸ばしましょう。
髪型を整える
髪は顔にかからないようにするとスッキリとした印象になります。朝出かける前に、寝ぐせがついていないかチェックしましょう。
コツはわかるのですが、私の場合、結局は緊張することは避けられないと思います。そこで写真の持ち込みができないか調べてみました。
写真の持ち込みはできるの?
写真の持ち込みは可能です。ただし、持ち込んだ場合も手数料の料金は変わりません。また自治体によって手続きの方法が異なります。
例えば
・平日のみの受付
・免許センターのみの取り扱い(警察署では取り扱っていない)
・持ち込む際は事前の予約が必要
・免許証の交付が後日になる
持ち込む際は、事前に最寄りの警察署・免許センターに確認をしましょう。
自分で写真を準備する方法
・写真屋さんで撮る
近くの写真屋さんに問い合わせた所、スタンダードの仕上がりで、料金は2,000円でした。ただし、納得がいくまで何回でも撮り直してもらえます。
・証明写真機で撮る
近くの証明写真機を調べたところ、料金は900円でした。やはり自分の顔を確認 しながら撮影できるのはいいですね。
・スマホの写真アプリで撮る
最寄りの免許センターに問い合わせた所、持ち込み自体は可能でした。ただし、基準を満たしていないものだと断る場合があるとの事です。
ちなみに免許証の適正写真は以下の通りです。
■道路交通法施行規則の基準を満たしているもの
■縦3センチメートル×横2.4センチメートル
■無帽(宗教上又は医療上の理由がある場合を除く。)、正面、上三分身、無背景
■申請前6か月以内に撮影したもの
他にも不適切な写真の例があります。お住まいの警察署・免許センター・警視庁のホームページに掲載してあるので確認するといいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
免許証は、3年から5年は使用するものです。
事前に費用は余分にかかりますが、自分の気にいった写真を持ち込むのもいいと思いました。
私自身、自分で撮影するのは少しハードルが高いと思ったので、次回は写真屋さんに頼むか写真機で撮影してみようと思います。