ホンダの三部敏宏氏が次期新社長に昇格すると報道がありましたね。
2021年6月開催予定の株主総会終了後の取締役会で正式に決定予定ということです。
「よく『ホンダらしさ』と言われるのですが、レースへの参戦も量産の開発も、実はみんな一緒ではないかと思っています」。ホンダ次期社長に昇格との報道があった、本田技研社長・ホンダ専務の三部敏宏氏、ロングインタビュー最終回です![2020年9月7日掲載]
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自動車産業もAIや電動化などが進んでいますし、さらに今後は空飛ぶ車なども実用化に向けて動いている状況でホンダも変化に対応していかないといけないということで社長交代でどういったものになるのか楽しみですね。
では早速三部敏宏氏の経歴を見ていきたいと思いますが先に学歴から紹介した方がわかりやすいと思いすので大学などから紹介していきたいと思います。
三部敏宏氏の学歴(高校・大学)
名前 | 三部 敏宏(みべ としひろ) |
生年月日 | 1961年7月1日 |
年齢 | 59歳(2021年2月18日時点) |
出身地 | 大阪府 豊中市 |
出身高校 | 広島市立基町高校 |
出身大学 | 広島大学 内燃機関学研究室 |
最終学歴 | 広島大学大学院 工学研究科 内燃機関学研究室 |
現在59歳で大阪生まれですが、高校などは広島なんですね。
大学は広島大学 内燃機関学研究室ということで工学部第一類 (機械・輸送・材料・エネルギー系)ということだと思います。
現在の燃焼工学研究室の教育・研究内容は
・実用燃焼の反応機構の構築
・詳細反応解析に基づく内燃機関燃焼の改善
・燃料成分と混合燃料の着火特性計測
など…
となっていて化学エネルギーを熱エネルギーに変換する燃焼現象について基礎研究から未来への応用技術開発まで幅広い研究を行っているということです。
いろいろ見てみると広島大学の工学部に関しては機械系の幅広い分野の基礎を学ぶことができるということで機械に関して学びたいという方には人気のようです。
そして、その後は広島大学工学部第一類の卒業生の場合は約6割が大学院に進学大学院に進学するようです。
卒業後の就職先は製造業が多く、本田や自動車関連に就職する方も多いようです。
広島と言えばマツダですが、マツダ,マツダE&Tなどへの就職も多そうです。
では三部敏宏氏の経歴を見てみたいと思います。
三部敏宏氏の経歴
現在三部敏宏氏は専務取締役で
ものづくり担当取締役(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT)兼リスクマネジメントオフィサー兼(株)本田技術研究所 代表取締役社長
という立場です。
1987年 | 入社 |
2012年 | 株式会社本田技術研究所常務執行役員 |
2014年 | ・執行役員 ・四輪事業本部パワートレイン事業統括 ・四輪事業本部生産統括部 パワートレイン生産企画統括部長 |
2015年 | ・執行役員 ・四輪事業本部パワートレイン・ 駆動系事業統括 ・四輪事業本部生産統括部 パワートレイン生産企画統括部長 ・四輪事業本部生産統括部 駆動系統括部長 |
2016年 | ・執行役員 ・株式会社本田技術研究所取締役専務執行役員 |
2017年 | ・執行役員 |
2018年 | ・常務執行役員 ・株式会社本田技術研究所取締役副社長 |
2019年 | ・常務執行役員 ・知的財産・標準化担当 ・株式会社本田技術研究所代表取締役社長 |
2020年 | ・専務執行役員 ・ものづくり担当(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT) ・リスクマネジメントオフィサー ・株式会社本田技術研究所代表取締役社長 |
という経歴で着実に昇進していて2021年には次期新社長に昇格するという報道がありました。
ホンダと言えばエンジン、ホンダエンジンと言えばやっぱりF1ですよね。
入社当初は将来レースにかかわりたいということだったようです。
そして、2014年から四輪事業本部パワートレイン事業というところで活躍されています。
ホンダは電動パワートレーンの普及に向けて「2030年に四輪車のグローバル販売台数の3分の2を電動化することを目指す」という目標を揚げていて、最近は電動化の波が進んでいるということからもホンダで重要な事業ということがわかります。
そこで、四輪事業本部生産統括部 パワートレイン生産企画統括部長役職などを務めているわけですから期待されていたということでしょうね。
出世コースなんでしょうかね。
現在は本田技術研究所社長やものづくり担当(研究開発、生産、購買、品質、パーツ、サービス、知的財産、標準化、IT)といろいろな役職も務めていますけど、ご本人もやらないのは営業くらいで「営業以外全部やる」というを発言されていました。
そして、三部さんの経歴についてのインタビューでは
「経歴は一貫してエンジン開発です。」
引用:日経ビジネス
と語っていましたね。
こういった経歴を見ると三部敏宏氏が社長になれば、さらに自動車の電動化が進みそうですね。
電動化が進めば二酸化炭素(CO2)を排出がなく、環境に優しいですしいいことが多いですね。
まとめ
ホンダの三部敏宏氏が次期新社長に昇格すると報道がありましたけど、今後ホンダはどう変わるのでしょうか。
日本の自動車メーカーの売上ランキングでもトヨタに続いて2位ですからね。
報道では自動化が加速ということですが、自動車の完全自動化が早く来るのでしょうか。
ということで三部敏宏(ホンダ)経歴|学歴(大学・高校)などどんな人なのかについてでした。