空飛ぶ車は映画なんかではよく出てきていますが、実際の現実世界で本当にできるのか?って思っている方も多いと思います。
実は

私も実用化なんてできるの?って思っていましたけど、実際に調べてみるとかなり政府もかなり動いていてそんな時代が来そうです。
ということで空飛ぶクルマの現実化|いつごろ実用化するのか徹底的に調べてみたので紹介していきたいと思います。
目次
空飛ぶクルマの現実化は可能なのか日本・海外の状況
現実的に空飛ぶクルマの現実化は可能なのかについてですが、調べていくとかなり進んでいて、すでに有人飛行は成功しています。
海外はもちろんですが、日本でも成功しています。
海外では空飛ぶクルマの有人化に成功している
スロバキアのKlein Vision社の「AirCar」が試験飛行に成功しています。
航続距離は1000キロ、離陸時には時速200キロまで到達するということで
ということは
東京-北海道間で直線距離にして約830km、時間にして時速200㎞だと約4時間ちょっと
ということでこのくらいの距離なら一気に行けるということです。
しかもわずか3分で飛行準備が整うということなんです。
米ゼネラル・モーターズが「空飛ぶクルマ」を披露
米ゼネラル・モーターズが2020年1月12日に1人乗り用の自動運転タイプの空飛ぶクルマを披露しています。
最速時速55マイル(約88キロ)ということです。
GMが“空飛ぶクルマ”を発表 競争さらに激化へ https://t.co/BbOAoh0E3K
— テレ朝news (@tv_asahi_news) January 13, 2021
日本でも既に有人飛行は成功している
世界各国で空飛ぶクルマの開発が進んでいますけど、日本でもすでに有人飛行は成功しています。
その動画がこちらです。
これ株式会社SkyDriveという会社なんですけど、日本の空飛ぶクルマで事業では先頭を走っている企業なのかなと思います。
そして、2023年の事業開始を目標に動いているということなんです。

ここでそんな車が飛んだからって実際に実用化までに空の整備とか安全性とかいっていろいろ法整備何かも必要でしょ!って思いますよね。
むしろこのあたりが一番面倒でクリアしないといけないところなのかなと思います。
では空飛ぶクルマの現実化に向けての現状をさらに見ていきたいと思います。
空飛ぶクルマの現実化の現状
一企業だけで動いているわけではなく、すでに国も動いています。
実際に経済産業省と国土交通省が実施している「空の移動革命に向けた官民協議会」というものがあって、2020年6月25日には第6回「空の移動革命に向けた官民協議会」を開催されていて【空飛ぶクルマの社会実装に向けた論点整理】などが行われています。
ここに書かれているものは
このロードマップは、いわゆる“空飛ぶクルマ”、電動・垂直離着陸型・無操縦者航空機などによる身近で手軽な空の移動手段の実現が、都市や地方における課題の解決につながる可能性に着目し、官民が取り組んでいくべき技術開発や制度整備等についてまとめたものである。
ということです。

国が本気で動いているということは実用化させたいという現れですよね。
しかも協議会はすでに何回も行われていますからね。
大阪も空飛ぶクルマに向けて積極的
2020年11月17日、「空飛ぶクルマ」の実用化に向けて「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」の設立宣言が吉村知事によって行われました。
ラウンドテーブルでは、2025年大阪・関西万博をひとつのマイルストーンとして、関係者間で精力的に協議や実証実験を重ね、国の官民協議会の議論に資する具体的な提案を行うほか、様々なステークホルダーと連携して、社会受容性の向上を図るための取組みも行っていきます。
吉村知事は改革にも積極的で大阪でも空飛ぶクルマを活用しようという意欲がわかりますね。
では実際の空飛ぶクルマの現実化に向けた今後の流れを紹介したいと思います。
空飛ぶクルマの現実化に向けた今後の流れ
資料などをもとにまとめると
■2023年事業スタート(目標:2023年)
まずは災害対応、救急時などの物の運搬に使われるところから始まるのかなと思います。
事業スタートを2023年を目標にしているということです。
■2030年代
2030年代には本格普及に向けたロードマップ(経済産業省・国土交通省)が制定されていて実用化を目指しているということなんです。
物の移動→地方での人の移動→都市での人の移動というように進めていくというような記載ですね。
ただ、クリアしなければいけない問題点は多くあります。
空飛ぶクルマの現実化に向けた今後クリアしなければいけない問題点
空飛ぶクルマの現実化に向けた今後クリアしなければいけない問題点をまとめて紹介したいと思います。
・空の法整備
・空飛ぶクルマの価格
空飛ぶクルマの性能・安全性
まずは安全性が求められます。
もし空を飛んでいる車が落下でもすれば下にいる関係のない人まで巻き添えになってしまう可能性があります。
空飛ぶんだから事故率とか上がりそうって思うかもしれませんが、まず現在の航空機事故について見ていくと
米国家運輸安全委員会(NTSB)の調査によれば、航空機事故で死亡する確率は0.0009%という結果が出ています。
もちろん小さなプロペラ機ということになってくるとまた確率は変わってくるかと思いますが、車などよりも確率が低いわけです。
と考えると安全性は確保できるかもしれません。
空の法整備
これは確実に国が主導で行わなければいけないことですが、実際経済産業省と国土交通省など「空の移動革命に向けた官民協議会」などで法整備に関しても動いています。
空飛ぶクルマの価格
やはり大量生産ができるような状態にならないと価格は高く一般家庭の方が出を出せるような価格にはなりませんよね。
例えば2017年9月のフランクフルトモーターショーに出品されたスロバキアの企業のAeroMobil社Flying Car(フライングカー)120万~150万ユーロ(約1億4,000万円~1億8,000万円)という価格になっています。
これは一部の大金持ちか企業が購入するとかしか不可能ですよね。
ただ、
OpenerのCEOであるマルクス・レング氏は、BlackFlyを来年にも一般向けに販売開始する予定と発表しました。気になる価格はSUV並みとのことで、おそらく日本円で400万円前後になるであろうと推測できます。
引用:https://car-me.jp/articles/10935
ということなんです。
400万円くらいなら普通の車とかわらないので購入可能ですよね。
空飛ぶクルマの現実化まとめ
空飛ぶクルマの実用化は着実に進んでいて遅かれ早かれその時代が来るのではないかという動きですね。
2030年には普通の人が空飛ぶクルマに乗っている可能性もあるということですが、
・空の法整備
・空飛ぶクルマの価格
などクリアしなければいけない問題はいろいろありますが、いろいろ調べてみると実際に空飛ぶクルマの実用化は近い将来可能ではないのかということが見えてきます。

例えば10年前は携帯電話がここまで進化するとは誰も思っていませんでしたからね!
今技術の進歩はすごい勢いで進んでいますから思っている以上に早くに空飛ぶクルマに乗れる日が来るかもしれませんね。
私もぜひとも生きている間に乗ってみたいです。
ということで空飛ぶクルマの現実化|いつごろ実用化するのかについてでした。